アダムスファミリーのあの子が主人公
ホラーでコメディな不思議なドラマ。
主人公はタイトルでもあるウェンズデー。
ウェンズデーはあのアダムスファミリーの女の子です。
Netflixが作成したドラマなので、Netflixを契約しているのならぜひ見て欲しい作品です。
ティム・バートンが8話中4話の監督をしているようです。
ウェンズデーのセリフが面白い
コーヒーショップにて、
エスプレッソマシンが壊れてドリップコーヒーしかないと聞いたウェンズデーが放った言葉は、
「ドリップコーヒーは自分の人生に意味がないって知ってる負け犬の飲み物」
これをあの圧の強い無表情な顔で一息に言い放ちます。
またスマホを持ってない事に対し、
「テクノロジーの奴隷はごめんだから」
との事。
中々無い台詞を真顔で言うのがたまらなく面白いです。
「弟をいじめていいのは私だけ」、
広告で見たこの台詞も印象的です。
不穏が漂う世界観
弟をいじめた生徒に仕返しをして殺人未遂をおこし、母親の母校の宿舎に入る事になったウェンズデー。
ウェンズデーの小気味良いダークな日常のドラマかと思いきや、街では殺人事件が多発しているという環境。
ウェンズデーも予知能力のようなものが開花し、巻き込まれて行く予感たっぷりです。
訳ありな登場人物たち
ママの母校ということもあり、まわりは人間ではない特殊な子たちばかり。4つの派閥があって、なんだかハリーポッターを思わせます。
そしてみんな魅力的でおしゃれ。
人狼、吸血鬼、セイレーン、独特な人の中で逆に目立つ町の「普通の人間」。
でもこの人間達も学園の生徒に負けないくらい怪しい雰囲気を醸し出している。
謎解きミステリー?学園の卒業生はエドガーアランポー!
なんだか聞いたことのある名前だなあと思いつつ、思い浮かんだのは江戸川コナン!
ウェンズデーが小説を書いている事と繋がる設定でした。
ウェンズデーが学園と町の過去を調べたりするのはまさにミステリードラマの流れで、謎解き要素もあって面白いと思いました。
誰が犯人なのか?
怪しい人が沢山いて、ミスリードなのかどうなのかも想像できて凄く面白い!
ウェンズデーのコスプレ
全身黒で可愛げの要素のカケラもないウェンズデー。
ですが毎回何かしらのコスプレをするハメになるのがいい味出てます。
ハンド
子供の頃みた、アダムスファミリーで印象的だったのが「手」でした。手首から先だけが動いて、しかもファミリーの一員だという…。
今回はウェンズデーが主人公で、一人学園に行くことになるので他のファミリーの登場は少ないのかと思っていたら、なんとハンドはパパの意向でウェンズデーの元にやってきて、何かと助けてくれます。助けるというか、ウェンズデーの立派な使いパシリになってくれます。
オススメ度
星★★★★★
まさかの満点!
ストーリーも程よく予想を裏切られます。
ただ少しグロイ…。首はもげるし血まみれになるし怪物は出てくるし…。
ホラー好きの子供からオススメされて見ましたが、これは子供に見せてもいいものか悩みましたが、首がもげる瞬間や血が吹き出す箇所が見えているわけではないのでセーフなのかな?とも思ったり。
面白いドラマなので、自分で見てから大丈夫そうなら子供さんにも見せて欲しいです。ホラー好きな子供は絶対ハマると思います!
見れる動画配信サービス
2023年6月現在、Netflixで見れます。